ギュスターヴの母ソフィーの言葉

ギュスターヴの母ソフィーの言葉
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ギュスターヴは個人的にシリーズでも1,2を争うほど好きなキャラクターです。

(聖塔ギュスターヴの補足記事のようなイメージですが、もしこれからサガフロ2始めるぜっ!!という方はネタバレになってしまう記事なのでご注意をm(_ _)m)

あたりまえとは何か

ギュスターヴ13世は7歳の時に王家の跡継ぎの証拠になる「ファイアブランドの儀式」に失敗します。この世界では【アニマ】と呼ばれる術の根源である力のようなものがあるが、ギュスターヴにはそれがない。まったくない。ギュスターヴは術が当たり前の世の中で極めて稀な術不能者として生を受けました。

術至上主義国王家の跡継ぎがアニマを持たないとわかった途端にオトナの事情がすぐさま彼を取り巻きます。彼の父、ギュスターヴ12世は彼を【石ころ】と呼び、国からの追放を命じます。そのとき彼の支えとなったのが母ソフィーです。

母さん…(;´༎ຶД༎ຶ`)

ギュスターヴと共に国を出た母ソフィー

母は術が使えないことでヒネていたギュスターヴを優しく、時には厳しく、育てます。

人間だもの。まちゃを( ͡° ͜ʖ ͡° )

『術』が当たり前の世の中なら、術が使えなければ腐って当たり前かもしれません。

でもその前に、あなたは『人間』なのよと叱るソフィー。もっと大きなあたりまえと可能性をギュスターヴに伝えます。

その後、ギュスターヴは術の利便性により文化が淘汰されかけていた金属に着目し、可能性を見出していきます。アニマを持たないギュスターヴにとって金属は力でしかない。これが『鋼のギュスターヴ』たる由縁であり原点となります。

の最期の言葉

ギュスターヴが19歳の時、病床の母、それはやってきました。

「帰ったのね、ギュスターヴ。待っていたわ。

「ごめんなさい。また洞窟へ行っていて。ケルヴィンが迎えに来てくれました。

「そう。ケルヴィンはいいお友達ね。

「ケルヴィンやフリン達がいるわ。
人は一人で生きられないのだけれど、あなたはもう一人ではないわ、ギュスターヴ。
周りの人たちとの関係を大切にしなさい。そうすれば、皆もあなたとの関わりを大切にしてくれます。

「はい。

「フリンには優しくしなさい。

「はい。

「レスリーを大切にしなさい。

「はい。

「ケルヴィンを信頼しなさい。

「はい。

「何か起こったら、トマス郷とシルマール先生に相談して、お二人の意見を尊重しなさい。

「はい。

「もしテルムへ帰る時が来たら、私に代わって、陛下にお詫びを申し上げて。

「はい。

「フィリップとマリーには、本当にごめんなさいと。

「はい。

バケットヒルの戦い

かっくいー( *´ω`* )

父であるギュスターヴ12世の訃報を聞いたギュスターヴは、周囲から王国の後継者を名乗って国に戻るよう打診されます

バケットヒルの戦いはギュスターヴ14世、ギュスターヴ13世にとって腹違いの弟にあたる人物との戦い。

14世はファイアブランドの儀式もしっかりこなし、言わば国としては正当な順序で王位を継承したが、ギュスターヴ13世は鋼鉄部隊で14世を退けました。

さいごに小言

人は支えられて生きているのだなぁとつくづく思います。

もし、自分が王族で、儀式に失敗した時にここまで人生やりきれるかどうか。ギュスターヴも1人じゃ速攻死んでたかもしれませんw

というのも、素晴らしい母がいて仲間がいて彼はたくましく強くなった。

そんな感じの彼にぼくは惹かれたのだと思います。

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